雨の日でもキャンプがしたい!?雨の日のキャンプ事情と楽しみ方とは!?
どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。
季節の変わり目になりますと、気候が変わる訳ですからどうしても雨の日が続いたりすることありませんか?
特にキャンプを予定していた時に限って雨の日になってしまうことも…
天気予報も週間までしか予報できませんし、予報したとしても急な天候の変化があったり、更には山でのキャンプ中に突然の通り雨にあう…
そんなことありませんか?
今回はそんな雨キャンプでも
「キャンプがしたいんだーーー!」
という方や
「雨でもキャンプができるの!?」
という方に対して、私どもが経験した雨キャンプをご紹介しつつ、その時の工夫や楽しみ方をご紹介していきます!
天気予報を確認しよう
なんと言っても結局最初にすることは天気予報の確認でしょう。
前日の場合でも天気予報をしっかりチェックするのではないでしょうか?
ただこの場合、もう一つ付け加えるとしたら、当日出発前に確認するということです。
何時に雨が降るのか、振らないのか、詳しい時間が知ることができるのであればそれに合わせた対策が取ることが出いますので、ぜひチェックしておきましょう。
また、電波が届くエリアでのキャンプをされるのであれば、ぜひリアルタイムでのチェックをするのをオススメします。1時間に1回などとは言いませんが、午前、午後に1回は見るくらいの頻度でかまわないと思われます。
雨キャンプを中止にする目安
いくら雨の日でキャンプしたいからと言っても、命の危険があります。
キャンプ場は当然屋外ですし、天候のよってはどんな影響があるかわかりません。
ですのでせめて
台風の時
予想降水量が5mm以上
風速8m以上
雷予報が出る場合
私どもはこれらを基準としております。
台風のときは台風予報が出るので、一番わかり易いですが
降水量、風速は予報としてはそれ以下であっても、当日になると豪雨の場合もあり得ます。
5mm以上の降水量だと傘をさしても足元が濡れるほどの土砂降りとなるので、それ以上となるとさすがにテントやタープが何らかの破損が生じる可能性もあります。特にそれに加えて風速8m以上だと、最悪飛んでいく可能性すらあります。基本10m以上の強風は大抵のテントは耐えられない場合が多いので、そのような天候の場合はキャンプ事態を控えましょう。
雷も例外ではなく、自分のテントに雷が落ちる可能性もあるため、身を守るためにも中止をする勇気を持ちましょう。
雨キャンプをするための準備
上記のように雨の影響が少ないなどと判断して、いざ雨キャンプに挑もうとしたのなら、当然準備の段階でも雨に対策もしていくこでしょう。
具体的にどんな物を用意すれば良いのか?
実際私達が用意した物や使ったものをご紹介していきます。
・タープ
まず対雨キャンプをするのに個人的に最強の道具と言ってもいい物、それがタープです。
タープは日よけやテント前にはることによって前室を作り生活空間を広げる効果もありますが、それ以上に雨が降っても作業ができる空間ができるという意味でも重要となります。
特にハンモック泊などをしている場合はハンモックそのものを雨から守ることになるので、最重要の道具となることでしょう。
また、後片付けなどもタープの下で行なうことができるので、タープがあると非常に便利です。
・グランドシート
雨が降るとどうしても地面が濡れてしまいます。テントを設営している場合ですとドロがテント下部に強くついてしまいますし、直接地面に置きたくない場合などは有用となることでしょう。
(ただ、雨やドロなどで汚れてほしくない物についてはテント内に避難させておきましょう。)
・傘か雨ガッパ
いらないのではという意見もあるかもしれませんが、キャンプ場のトイレに行く際や雨や風の影響でタープやテントを張り直す際には必要な場合がると思われます。
特にファミリーキャンプの場合は子ども達と一緒にキャンプ場のトイレに一緒に行くこともあるかもしれません。なので持っていくことも検討してみてはいかがでしょうか?
・タオルや着替え
どうしても雨の影響で濡れる可能性は常にあります。
というか絶対濡れます。
カゼをひいてしまわないためにもタオルで吹いたり、着替えを用意しておきましょう。
・イス
キャンプ場でのイスは、現在販売しているものでもいろんな軽量でいろんな種類があることでしょう。イスを持っていけば地面の影響関係なく過ごすことも可能な上、地面に直に置いておけない道具などはイスの上に置いておくことも可能です。
キャンプ場についたら
選ぶキャンプ場によって雨の影響はかなり変わってきますが、同時に選ぶサイトによっても雨の影響も変わってきます。
雨の量にもよりますが、最悪の場合雨水がたまる場所もあります。
雨水がたまる場所でテントを設営するとどうなるか…想像できるとおもいますが、キャンプどころではなくなることでしょう。
雨や風の影響を極力少なくするためには林などの下でテントを設置し、地面の傾斜具合を見るようにしましょう。地面が土か芝生によっては雨の吸収量も違うので、地面の状態も確認しておいてください。
テント設営に関して
すでに雨が降っている場合であればタープを設営し、自由に作業ができる空間を作ります。
雨が降っていない場合であれば、すぐに設営に入りましょう。この場合においてもタープから設営すればいつ雨が降ったとしても設営作業を続けることができるので、どちらにしてもタープから設営するようにしましょう。
上記のようにサイトの場所をしっかりと整えることができれば、影響も最小限にすることができるはずです。
その他
雨キャンプをする上で他にもいろいろな対策方法があります。
実際に行った雨キャンプでの経験や知識から、こんな対策もあるということもご紹介しておきます。
・ハンモック泊
ハンモックでの宿泊については少しづつ認知されつつありますが、雨キャンプを行なう上でも最適なキャンプスタイルになる一つと思われます。
ハンモックで宿泊する際どうしても雨の影響が強くなると思われるかも知れません。
ただタープの大きさや張り方の工夫をすることでその影響を少なくすることも可能です。
そして何よりハンモック泊をこのように紹介する理由として、地面の影響をまず受けないということが言えます。
通常のテントの場合であればどうしても雨の影響を地面から受けることが多少あると思われます。
しかしハンモックであればその心配は少なく、イスの代わりもできるため思っている以上に快適に過ごすことができます。
・ワンポールテント
テントの中にはワンポールテントで過ごす方もおられるでしょう。
そのワンポールテントであればタープの役割も果たすことができるため、作業空間も確保して食事などもつくれることでしょう。昨今であればテント内にインナーテントを設置することができるものもあるので、雨の影響を最小限に快適に過ごせるおも思われます。
・コット
ワンポールテントのキャンプスタイルをする際に使用する物のひとつにコットを使用する方もおられるでしょう。
コットもまたイス同様地面からある程度距離があるので、地面からの影響を少なくして過ごすことができます。タープ泊をする場合においても同様ですので、検討してみてもいいかもしれません。
雨キャンプの魅力
雨キャンプをする上で雨そのものや地面の状態なども考慮して準備や設営をしていくのですが、なぜそうまでして雨キャンプをしたいのか?もちろんキャンプ場を予約していればキャンセル料がもったいないからキャンプをする方もおられるでしょう。
しかしそれ以上に魅力的なのが、
雨の音
湿気を含んではいるが心地よい空気
天候が良い日では味わえないそんな空間を味わうことができる。
そんな魅力が雨キャンプにはあるのです。
まとめ
いつものキャンプと違い、雨キャンプは設営時や準備だけでなく、帰宅後も早急に泥汚れを落とさないとテントなどを痛めることにもなるので手間がかかってしまいます。
しかしながら普段のキャンプと違い、雨音を感じながらのどこか悲壮感のある景色を眺めるのもまた違った味わいがあることも確かです。
ぜひ今回の記事を参考にして、あなたも雨キャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
それでは!!!