『はた☆キャンプ』ヲタソロキャンプブログ~オタクでもインドアでもキャンプができるんです!~

オタクでインドア、アウトドアに全く見向きもしなかった2人の男がキャンパーとして目覚め、その知識や技術、料理レシピなどを公開して、その楽しさや知識や大切な心の持ち方などを伝えるブログです。

空前のキャンプブームはなぜ起きた?その理由を考察!

どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。

「キャンプに興味ありませんか?」

キャンプを始めてはや1年。

今や一月に2~3回はキャンプをしているほどその魅力に取り憑かれた男ですが、皆さんはどうでしょうか?

「すごく楽しそう。」

「なんだか自然を満喫できていいね。」

「焚き火がすごく雰囲気あっていい。」

今ではそんな言葉がSNSで当たり前につぶやかれ、すっかりキャンプブームと言ってもいいと思われます。

しかし、皆さんはこのキャンプブームをどう思われますか?

なぜこんなにもテレビだけでなく、各種有名人もキャンプにハマったり、Youtubeでもキャンプ関係の動画も多くなりました。

この人気はなぜ起きたのでしょう?

そしてこれからどのくらい続くのでしょう?

今回はこの"キャンプブーム”について個人的な見解と解釈をもってその理由について考察していきますので、もしよかったら最後まで御覧ください。

 

そもそも以前にもキャンプブームがあった!?

実は過去にもキャンプブームがありました。

それは90年代中頃(1996年が一番キャンプ人口が多かったとの情報もあります。)に、ブームがあったと言われています。

その時に流行った理由としては、どうやら週休2日制が導入され、”キャンプに行く時間をとれる”家庭などが増えたことが上げられます。

それまでの労働環境が見直され週休2日制を導入。

これまでと違ってまとまった時間を過ごすことできるようになってからは、多方向に趣味の幅が広がり、その1つとしてキャンプがあった、ということです。

そしてもう1つの理由として”バブル崩壊後からの休日の過ごし方の変化”にあります。

それまでお金によって物的欲求が満たされてきた方向から、他の物にそのシフトするようになりました。その中の1つとして”自然と触れ合うということ”

そうした欲求が、週休2日制と相まって相乗効果としてブームになったと思われます。

そのブームが物語るかのように、この頃から”キャンピングカー”などのレジャーを意識した車の需要も多くなりました。(それまでもキャンピングカーはありましたが、まだまだ種類も少なかった。)

 

90年代のキャンプブームを経験した人がブーム再燃に一役勝っていた?

バブル崩壊の景気悪化から、段々とキャンプブームは下火になっていきましたが、それでもキャンプ熱がある人は一定数はいたはずです。

当時20台から30台の方々はその後、子育てが終わってある程度自由な時間ができました。

時間が確保され、その後はどうするか?

もちろん、当時好きだった趣味をする人もいるでしょう。

その中には当然キャンプを趣味だった人もいたことでしょう。

そう、その方々が今”再びキャンプをしている”のです!

もちろんその方々の子供達も、両親と一緒になってキャンプを経験する機会があり、その子供もキャンプをするキッカケになった例もあるでしょう。

そうした再開と連鎖が、キャンプブームに一役勝ったのは言うまでもないのではないでしょうか?

 

SNSの莫大な影響

そして一番キャンプブームを盛り上げた存在として、”SNS”があります。

もはやSNS

TwitterInstagramFacebookと数多くあります。

そしてもちろんYoutubeも…

動画や写真がSNSでどんどんアップされ、その影像を見て

「楽しそう!!」

「自分もやってみたい!」

そうして沢山の人を巻き込んで、大きなブームになってきたのではないでしょうか?

最初は趣味としている人がTwitterYoutubeなどで写真や動画を上げた程度でした。

しかしジワジワとその人気に火がついたのです。

こうした流れの中、また新たに”やってみたい”という人は今後も増えていくでしょう。

 

キャンプ様式(スタイル)の変化

昔のキャンプは

・家族や友人などのみんなでやるもの

・高くて重い荷物を大量に持っていく

・虫や動物対策をしなければつらい

・食事と言ったらバーベキュー!

・夏にやるもの!

と言ったイメージがありませんでしたか?

私も以前はそうでした。

しかしながら今ではキャンプの方法も変わり、いわゆる”キャンプスタイル”というものが出てきたのです。

昔のキャンプイメージが

・ファミリーキャンプ

・グループキャンプ

として、一つの”スタイル”であれば、昨今では

・ソロキャンプ

・グランピングキャンプ

など、他にもあるのです。

ソロキャンプは文字通り一人でやるキャンプ。そしてグランピングは、大型テントをあらかじめ設置されており、屋外にいながらホテルのように過ごせる新しい形のキャンプとなっています。

その他にも

・ミニマムキャンプ

・ブッシュクラフト

など、分けるときりがないほど多岐に分類されてきました。

そうした、ある意味”様々な趣味趣向”が生まれてきたことによって、キャンプと言ってもいろんな形で楽しめるようになってきたのが、キャンプブームになった一つの要因ではないでしょうか?

 

コロナウィルスの影響

そうした中2020年、コロナウィルスが大流行しました。

みんなが感染を恐れ、ソーシャルディスタンスを意識した対策をとるようになりました。

しかしながら、画面越しに通話ができるようになったとは言え、それでも対面して話をしたい人もいます。もちろん、3密を避けて人と楽しみたいと思う人も多くおられます。

そうした中で、3密を避けながら楽しく誰かと、あるいは一人でも楽しめるアクティビティはないだろうかということで、2020年は大きなキャンプブームとなったのです。

今まで屋内にいた人も、気持ちの良いキャンプ場であれば3密を避けやすく、人と話すこともアクティビティを楽しむこともできます。

そうした需要にマッチしたことが、また大きなキャンプブームの要因となったのではないでしょうか?

 

これからのキャンプブームについて

今まではキャンプブームの要因、つまりは理由について触れてきました。

まとめると

・キャンプを趣味としている人が子育て終了と共に再開した。

SNSによる拡散

・キャンプスタイルの変化

・コロナウィルスの影響

という4つが上げられるでしょう。

それではこれからのキャンプブームはどうなるでしょうか?

一つ言えるのは、ブームは一定の時期を堺に必ずどの分野でも終りがあるということ。

当然キャンプも同様のことが言えるのですが、私個人としてはもうしばらくこのブームは終わらないと考えております。

その理由の一つとして、コロナウィルスの影響が上げられます。

コロナウィルスによる影響は何も、単純な感染症というだけでなく、世界的に生活様式の見直しそのものを必要という状況になりました。ワクチンが今後開発され、ウィルスへの対抗手段が出来たとしても、今後も第2、第3のコロナウィルスの大流行を考えれば、当然ソーシャルディスタンスを意識した生活様式が必要になってきます。

そうした中で、キャンプはある意味そうした時代においての最善のアクティビティの一つとも言えます。

そう考えると、まだこのブームは続くと言えるのではないでしょうか?

 

まとめ

今回は、キャンプブームの個人的な考察という内容の記事をお届けいたしました。

しかしながら、昨今のキャンプブームは具体的にいつからと考えれるでしょうか?

人によってはキャンプ人口が強く増加した2015年頃と考えられるそうです。

ではなぜキャンプブームとなったのか?

先にお話したSNS関連が主になってはくるでしょうが、果たしてその写真や動画を見ただけでやろうと思うでしょうか?

思うに、SNSなども普及し、景気も少しずつではあっても上に向いている…

しかしながら働いても金銭的な余裕も少なく、そして心に余裕もないというどこか閑散とした空気の中で、自然を感じる”キャンプ”に次第に一人、また一人と目が行くようになったのではないでしょうか?

私も、金銭的にも精神的にもどうしようもないものがありました。

その気持ちを溶かして前向きにしてくれたのが”キャンプ”です。

このキャンプブームを機会に、一人でも多くの人が

”気持ちが前向きになる”

そう思って生き方そのものを見直すきっかけになれればと思います。

それでは、また!!!