ブッシュクラフターが選ぶ、冬のソロキャンプに適したテントとは?
どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。
寒さもいよいよ厳しくなり、いかがお過ごしでしょうか?
12月にもなるとクリスマスや年末に向けての準備など、非常に忙しい方も多いのではないでしょうか?
そんな中でも
「キャンプがしたい!」
という方もおられると思われます。
「冬にキャンプ?」
と疑問に思う方は11月末に更新した記事がありますのでそちらの防寒対策を御覧ください。
そして私もブッシュクラフトを行なってしばらく立ちますが、今では道具選びも様変わりしております。
それはテントも同様で、私自身もテントに求めるものが変化しております。
今回は特にこれからの季節
”冬”
に向けてのテント選びについて、私目線ではありますがオススメのテントを紹介していきますので、もしあなたが
「テント何にしよう…」
「ボーナスも出るし、冬キャンプデビューのためにテントを新調しよう!」
など考えてるそこのあなた!
ぜひ参考にしてはいかがでしょうか?
選ぶ際の基準
まず、冬のキャンプをする際に基準にしているのが、
・隙間風などの空気が入るか
・中と外との寒暖差による結露対策があるか
・空間が小さい物
です。
・隙間風などの空気が入るか
これは言うまでもなく、隙間風があると単純に体温が奪われます。
寒いです。
特に下から上へ上がる空気の流れは、温かい空気を上から逃がすため、非常に辛いところです。
ですのでそれらに対応したテントが好ましいと思われます。
※私自身はまあ…テント泊ですので隙間風はバンバン入ってくるのですが…
・中と外との寒暖差による結露対策があるか
結露による水滴は、一晩で驚くほどの量が出ます。
私もキャンプを始めた時はびっくりしました。
乾いたタオルで拭いてもその量はすさまじく、私の経験上一番ひどかったのはバケツ一杯分タオルで搾り取れたこと!
そのくらい結露が付く可能性があります。
服に付くと単純に濡れて寒いだけでなく、快適なキャンプが台無しです。
なので、結露対策ができているテントがオススメです。
※私自身はまあ…タープ泊ですので結露はつきまくりです…寝袋ビショビショ…
・空間が小さいもの
空間を温めようとすると、どのくらいの時間がかかるかわかるでしょうか?
自分の部屋を温るなら、エアコンや電気完備の暖房器具で万全な体制で、最低でも10分から15分はかかるのではないですか?
ではテントでは?
外という、電気も限られた範囲しかない中で空間を温めるとしたら?
もちろん薪ストーブという手段ももちろんあります。
しかしもっと単純に考えると、空間そのものが小さければ温める範囲や熱量も少なくてすむと思いませんか?
例えば焚き火の熱や自分自身の熱です。
それらの熱を効率良く適度な空間に少しでも長い時間留めることができるなら、それにこしたことはありません。だからこその空間が小さいものを選ぶということなのです。
※私自身はタープ泊ですが、空間が小さい張り方をして温かく過ごせています。結露と隙間風はひどいですが…
オススメのテント
それでは、ここからはオススメのテントを上げていきます。
1.BUNDOK(バンドック) ソロティピーテント
初心者でも比較的設営しやすいワンポールテントではありますが、前室も広くとることもでき、何より寝室もインナーを設置することで、作業空間とは別の空間として確保できています。
また、ダブルウォールになっているため、就寝時には結露が付く心配はほぼなく、インナー自体にはコットンを使用しているので結露がつきにくい素材となっています。
テントにはスカート部分がついているので、下からの空気も入りづらい構造です。
そして、インナー部分を取り外して単純なワンポールテントとしても使用することができ、オールシーズン活躍することができるテントと言えるでしょう。
無骨でかっこいい、持っていればまず活躍できるテントですね。
2.PYKES PEAK ソロテント
こちらも初心者にオススメの商品です。
設営も簡単。
ソロテントとしては必要最低限の機能をすべて取り入れているテントです。
ダブルウォールの構造で結露ができにくく、上部にベンチレーションがあるため結露ができにくいように空気の循環を図ることができます。
また、設営面積も小さいので比較的場所選びに困らず設営できるでしょう。
前室はフロント部分をポールで立ち上げることで、雨でもキャンプを楽しむことができます。
スカート部分はないため、下からの空気が入って寒いときもあるでしょうが、居住空間そのものが小さいため、空間そのものが温まる時間はそう長くはないでしょう。
軽量で小さく、ソロテントとしてはどのシーズンでも使用できるテントと言えます。
3.BUNDOK(バンドック) ソロ バップテント
こちらのテントはバップテントの中でも、冬シーズンに適したテントと言えます。
アウターにはスカート処理が施されており下からの空気が入りづらく、フロントを立ち上げてもサイドウォールが設けられているため、風だけでなく雨もテント内に入りづらい構造になっています。
こちらもダブルウォール構造になっているので結露もできにくい構造になっているので、無骨で軍幕に興味がある方は検討してはどうでしょう?
4.Naturehike(ネイチャーハイク) ソロテント
最後はこちらのテント。
軽量なテントというだけでなく、耐水性も非常に優れた性能を持っています。
ダブルウォール構造、空間が適度ということももちろんありますが、今まで紹介したものの中で一番耐水性に優れているため、急な雨での問題ない性能です。
前室もあるため作業スペースも確保でき、オールシーズンだけでなく、軽量キャンパーの強い味方となるほどの軽量テントです。
まとめ
いかがでしたか?
紹介したテントの数は少ないと思われたでしょうか?
類似商品は沢山ありますが、私目線で
「お、これはいい。」
と思った物を選ばせていただきました。
しかしながら、最後にはあなたの
”好み”
が大事になります。
「例え寒くても気に入った自分のテントで冬キャンプをしたい!」
そう思えるのが大事です!
なにより私自身も一番過酷な
”タープ泊”
をしている身です。
隙間風は沢山ありますし、結露だってビショビショ…
更に空間確保だって、しっかり設置しなければ中の熱もどんどん逃げていきます。
でも、
「私はそれでもタープ泊がしたい!」
そう思ってキャンプを楽しんでいます♫
あなたも自分の好みや、今回紹介したテントを元に、テントを選んでみてはいかがですか?
それでは!!!