キャンプができる野営地。その探し方がわかればキャンプの幅が広がる話。
どうも『はた☆キャンプ』リーダー：TAISHIです。
キャンプというと、「キャンプ場」でするものと考えている方もおられますが、皆さんはどうですか？
多分一般的にはそういった方の方が圧倒的に多いと思われます。
もちろん、そうじゃないという方もおられるでしょうが、それでも大半の方が
「キャンプはキャンプ場で」
と考えているのではないでしょうか？
しかし、田舎に暮らしていると思うのです。
”なぜ場所まで制限をしているの？”
と…
今回、実際に田舎で暮らしている者として、野営地を探すこととその魅力、そしてその探し方についてのお話をする内容となっておりますので、よろしければぜひ御覧ください。
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野営とキャンプの違い
そもそも言葉としての違いがある
”野営”
と
”キャンプ”
ですが、どう違うかわかりますか？
実はこの２つ
”全く同じ意味なのです。”
元々、野営を英語で検索するとCampと翻訳されるので、意味は全く一緒ということになるのですが、ここで違和感を感じませんか？
”キャンプ”
と言われて連想することと
”野営”
と言われて連想すること
この両者には圧倒的にイメージそのものが異なるのです。
例を出すと、
”キャンプは家族や友人と一緒に大きなテントでバーベキューをして楽しむ様子”
そんな光景が浮かぶのではないですか？
逆に
”野営は樹木が生い茂った場所で木で作った小さなシェルターの前で地面に座って焚き火をしているおじさん”
という光景が浮かびませんか？
そう、イメージの違いによる違和感が、この２つの言葉を大きく変えているということです。
ただ、本質的には両者一緒だということは認めなければいけません。
そして、
”野営”
についての魅力を、皆さんにも伝えておきたい。
なぜならイメージしている”野営”という行為こそが、これからのキャンプシーンを大きく変えることになるからです。
イメージにおけるキャンプの限界と野営行為に対する見解
上記のように、なぜ”野営”の方がこれからキャンプシーンを大きく変えるのか？
それは、イメージ上のキャンプがすでに限界を迎えてきているからです。
何が限界なのか？
それは”コロナ”の流行で明らかになっています。
コロナの流行により、３密を避けるためにキャンプにハマる方が多くなったことは過去のブログでも記事にしたのですが、そもそもキャンプ場に人が集中することによって、結局密の状態になってしまい、更には感染のリスクを大きくしてしまうことに繋がります。
そういった感染リスクが大きくなることによって、キャンプにも制限がかかってしまうのです。
更にはキャンプ道具も様々な物が販売されていますが、根本的には一緒の行為をしていることにすぎないのです。
それは
テント立てて
焚き火をして
ご飯食べて
寝る
そう、これだけ。
それをあれやこれやの道具で変えているだけです。
「場所を変えれば更に感動を味わえる！」
その場所がコロナの影響で狭まっているとしてもでしょうか？
そう、キャンプも結局は厳しい環境下に置かれているということです。
そんな中、野営はどうでしょうか？
野営とキャンプは本質は一緒ですが、イメージの違いがあると説明しましたね？
そしてもう一つの違いがあるのです。
それが、
”場所”
です。
日本においての野営は
”ブッシュクラフト”
のイメージもあります。
そしてそのような人たちは得てして、場所に囚われません。
指定したキャンプ場では満足できず、自らキャンプができる地を探すのです。
しかもひっそりと。
そう、まるで秘密基地を探すかのように…
「それは違法なのでは？」
ここが大事なポイントですが
原則として
”国有地であろうが私有地であろうが、野営（野宿）行為は違法ではありません”
そう、違法ではないのです。
もちろん、そこにゴミなどをそのままにすれば不法投棄ですし、民家があればそこに立ち入れば不法侵入です。
しかし、単純に野営をして自然を楽しむ行為は違法ではないのです。
つまり、本来ならば私たちは
”どこでもキャンプ（野営）ができる！”
のです！
しかし、モラルとして私有地でキャンプを行う場合は、しっかり許可を取らないと後々揉め事の原因になるので注意しましょう。
野営地を見つけたときの感動
野営地、つまりキャンプができる場所を自然の中で見つけるのは、ある程度キャンプに行って経験をしたものでないと、見つけられないと思われます。
そうした中、我々は先日ある場所を見つけました。
その場所は、河川の近く。
針葉樹が防風林となり、しっかりと風を守り、キャンパーなら10組は余裕でキャンプができるような広大な場所。
川も底がはっきり見えるほど美しく、泳いでもよし、ボートに乗って楽しむもよしといった、最高の場所でした。
更には薪自体も買わずに、倒れた木々や流木だけでも十分。
また、平坦な場所も多いので、テントの種類に悩まずに設営することもできるのです！
このような場所は、絶対２度とお目にかかることがないであろう、素晴らしい立地です！
私も興奮し、その光景が未だにこの目に浮かびます。
考えてみてください。
キャンプ場とは整備された場所なので、誰もがキャンプを行うことができます。
しかしながら、自然の中でそのような場所があったらどうですか？
まるで砂浜の中から拳サイズのダイヤモンドが見つかったくらいの大きな感動です！
キャンプを愛する、”キャンプバカ”ならこの光景は楽園そのものなのです！
野営地の見つけ方
では、どうやってそのような場所を見つけるのか？
その見つけ方が分かれば、あなたもぜひ実践してみたくなるでしょう。
では方法について、解説していきましょう。
実は自宅にいてもどうにか探せる方法があるのです。
それが
”Google Map”
と
”ストリートビュー”
の２つです。
普段、Google Mapは地図の状態のまま御覧になることでしょう。
しかしながら、その状態を航空写真にしてみましょう。
そうすると、山間の川沿いに少し開けた場所が見えたり、海岸沿いの砂浜なども、近くに漁港関係の施設がないかなどを探すと意外と
「あれ？ここできるのでは？」
と言った場所を見つけることもできます。
そして、もう一つがストリートビュー。
例えば山間のキャンプ場に行くまでの道を、ストリートビューで丁寧に見てみます。
そして川沿いを状態や、どこか降りられる場所を探すのです。
そうした場所を見つけたあと、実際に現地に行って確認をする…
非常にシンプルな方法ではありますが、これが一番確実な方法となります。
まとめ
実は地道に探すことが多いキャンプ地。
しかしながら今後、そういったキャンプ地を探そうとする方は多くなると思われます。
そこで一つ、守って欲しいことがあるのです。
それが
”自然を汚さないこと”
これは絶対です！
よく、キャンプ場を利用した方がゴミをそのままにしたりするケースも多く、炭も放置する方も非常に多いことがよく聞かれます。
そういった行為はキャンプをする人だけでなく、地域全体で問題になるはずです。
そのため、絶対にやめましょう！
今回はここまで！！
それではまた！！
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