元介護福祉士が語る、３Kと言われた『介護』の仕事の実態とは？
どうも『はた☆キャンプ』リーダー：TAISHIです。
先日投稿いたしました
”元介護福祉士２人が語る介護の仕事について”
ということで、語り合い第一弾の動画としてYoutubeにアップしました。
その動画がこちら
昨日この動画についての補足の記事内容をブログにて載せていましたが、それ以外にも改めて
『介護』
についても語っておきたいと思います。
少し本ブログ内にも介護関係の記事を今後も動画関連から少しづつ載せると思いますので、もし興味がありましたら最後までご覧いただけるとうれしいです。
【お知らせ】
皆さん、キャンプ料理ってどんな物を作っていらっしゃいますか？
手間のかかる料理はもちろんのこと、
ダッチオーブンを使った料理
フライパンを使った料理
煮物、揚げ物、焼き物…
いろんな種類があると思います。
今回、私ども『はた☆キャンプ』SINJIが、キャンプで簡単に作れる料理レシピを執筆し、書籍にまとめました。
その名も
【キャンプでかんたんに作れる 漢のずぼら飯㊿】
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『３K』って何？
まずそもそもタイトルにもあるように、『３K』って聞いたことあるでしょうか？
Kって言うのは、日本語をローマ字表記で表した際のイニシャルをとっているのですが、それが３つあるということです。
具体的に３Kとは
・危険
・汚い
・給料が安い
などが挙げられます。
危険で汚く（不衛生）で給料が安い仕事ほど、辛くやりたいとは思わないよねという意味を込めているのでしょう。
では介護の場合はどうか？
基本的に意味合いとしては一緒なのですが
・きつい
・汚い
・給料が安い
という形で変わるのをよく耳にします。
ここに
・臭い
が加わり、『４K』なんて言葉が出たりしますが、実際に聞かれるのはこのような例となっております。
もちろん地域や人によってはそんなことはないという人もおられるでしょう。
ただ、私がいる地元でも
「介護の仕事って大変そう。」
というのはよく聞きますが
「介護の仕事って簡単そう。」
という言葉は聞きません。
世の中には簡単な仕事はないですが、印象として介護は比較的”大変な仕事”と捉えられている事実を受け止めなければなりません。
介護の仕事は難しいのか
では実際に約１６年働いた私自身、介護の仕事はどんな仕事だったのかも紹介しておきます。
まずひとつ目としては、介護は
”誰にでもできる仕事である”
ということ。
専門職として働いている方からすると、
「それは違うでしょ！」
という人もいるかも知れませんが、紛れもない事実なのです。
考えても見れば、無資格で研修もしていない人が見様見真似でも働ける環境が現実にあります。
パートで働くようになる方でも
”１周間もすれば、業務はだいたいこなすことが可能”
になります。
そう、働けてしまえるのです。
介護の仕事が専門的な知識や技術がないと絶対してはいけないかというとそうではありません。
家族でさえ、日常的な介護ができるのですからそれは当然できるでしょう。
しかし、そこから私の観点で付け加えるとするならただ一つ
”誰しもが続けれる仕事ではない”
ということです。
確かに介護について専門的な知識や技術なんかもあれば、よりいい介護士になることができるでしょう。
でも大事なのは、やはり
”心”
です。
家族に対してなぜ介護を続けられるかというと、やはりそこには家族としての
”愛情”
があるからです。
人間、”心”があるから続けられる。
ときにはそれが、介護という仕事の
”情熱”
として、続けることができる人もいます。
または介護の仕事をしている人に対して、「なんとか社会的地位も上げたい！」
というのも一種の
”情熱”
です。
そういった人間としての”心”が、介護の仕事で続けられるかが鍵となります。
ただ一口に心といっても、その心には限りがあります。
どんな人間でも、気持ちがあり、心が移り変わることは多々あることでしょう。
「一度決めたことなんだから最後まで…」
そういった、決意を貫き通すことのできる人間でも、その決意を続けるには限りがあるのです。
なので、人間誰しもが限りある心をいかに長く続けられるか、またはいかに途中で安むながらも継続できるかも重要なことなのです。
介護の仕事の実態
仕事自体は誰でもできる、しかし続けるとなると別問題というのが、上記でも分かったと思われますが、では実際に働くこと、または働いている人たちやその仕事ぶりなど、その実態はどうだったのか？
漠然と述べるより、順を追って話ましょう。
・勤務時間（残業の有無）
・福利厚生
・給料
・離職率
といった具合で紹介します。
・勤務時間（残業の有無）
基本的には８時間労働の１時間休みです。
交代制で夜勤もあります。（夜勤のない職場もあり）
職場にもよりますが、基本的に不規則勤務と見ておいたほうがいいでしょう。
夜勤の拘束時間や不規則な勤務によって、慣れない人からすると身体的にもきつくなりますし、家族との時間の取り方も工夫が必要です。
また、残業については基本”あるもの”と捉えてください。
これも職場によりけりではありますが、日々の記録物やその日の状況によって大きく左右されることが多いからです。
・福利厚生
法人化している職場で、病院と提携しているところだと基本的に充実している印象です。
ただし、個人経営での職場はしっかりしていないところもあるそうです。
・給料
気になるのはやはり給料ですよね。
基本的には”低い”です。
総支給額が２０あっても手取りは１５と考えると、やはり低いと言わざるを得ません。
田舎であっても、今ではそれで生活するとなると厳しいのが現状です。
平均的な給与で考えても、少ない方と捉えてもいいと思われます。
・離職率
正直離職率はそこまで高くありません。
全国の全職種離職平均値よりも0.2%ほどしか違いません。
ただし、それはあくまでデータ上でのお話です。
実際は…
非常に高いように思われます。
現在どの仕事でも終身雇用の見直しがありますが、介護については顕著に離職する方が多い印象があります。
私も10年の間に毎年３～５人、多いときでも１０人という場合もありました。
それが多いか少ないかは別問題でしょうが、それでもなんらかの理由で辞める人がいたのが事実です。
仕事自体はどうだったか
さて、最後に仕事自体はどうだったかですが…
正直、慣れてしまえばそこまで辛くはありません。
もちろん、介護の仕方次第で腰を悪くしたり、たくさんの要望や呼び出しに対応しすぎて体力的にも精神的にもきつくなったり、資格や研修に参加、それらを職場に発揮するにも難しい環境、発揮できたとしても成果として現れにくいなどいろいろありましたが、それらも
”情熱”
ありきです。
もちろん汚い物を触ったり、服に付着することもしょっちゅうです。
昇給もなかなか望めないこともしばしばありますので、介護で生計を立てる、あるいは介護業界でがんばるにしても、難しいと感じることも多いと思われます。
まとめ
今回、非常にマイナス面をかなり多く書いてしまいました。
しかし、プラス面もたくさんありました。
私の名前や顔を覚え、私と話すことや介護を受けることがすごくうれしいとおっしゃった人もおります。
また、研修で学んだ内容によって、一度でも成果がでるとやはりうれしいものです。
うれしい体験や成功体験があったからこそ、私も長い間介護の業界にいることができたと思います。
今回の記事を読んで、読者様に１割でも私の思いや、キャンプに対しても介護のときと同様に情熱をもっていることが伝われば幸いです♪
今回はここまで！！！
それでは！！
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皆さん、キャンプ料理ってどんな物を作っていらっしゃいますか？
手間のかかる料理はもちろんのこと、
ダッチオーブンを使った料理
フライパンを使った料理
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いろんな種類があると思います。
今回、私ども『はた☆キャンプ』SINJIが、キャンプで簡単に作れる料理レシピを執筆し、書籍にまとめました。
その名も
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