『はた☆キャンプ』ヲタソロキャンプブログ~オタクでもインドアでもキャンプができるんです!~

オタクでインドア、アウトドアに全く見向きもしなかった2人の男がキャンパーとして目覚め、その知識や技術、料理レシピなどを公開して、その楽しさや知識や大切な心の持ち方などを伝えるブログです。

長年悩んだナイフ選び!ブッシュクラフトに最適なナイフをついに購入しました!!その選考理由とは!?

どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。

キャンプにおいて、ナイフってみなさんどうされているでしょうか?
もちろん、いらないと言う人もおられるでしょう。
小型の包丁を持って行って使用されている方もおられることでしょう。

私も以前はそうでした。
というのも、ナイフの種類も

折りたたみ小型ナイフ
サバイバルナイフ

の2種類があり、どれも安価で\2,000くらいの物ばかりでした。
そこからいろいろとキャンプスタイルの変遷があって、この度新しくナイフを購入したのです。

どんなナイフなのか?
どうしてそのナイフにしたのか?
そこから学んだ、ナイフ選びの判断基準とはなにか?


もし同じようにナイフ選びに悩んでいる方がおられましたら、少しでもヒントになるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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ナイフの種類

一口にナイフと言っても様々な種類があり、その中でも代表的なのが

シースナイフ

でしょう。

シースナイフって何?って言われる方もおられるでしょうが、簡単に言うと

ナイフの刃(ブレード)の部分と持ち手(ハンドル)部分が一体構造になっているもののことを指します。

シースとはそもそもベルトに通せる”鞘(シース)”という意味があり、携帯しやすく頑丈で扱いやすいという特徴があります。

でもそこで疑問に思うのは

「サバイバルナイフやシースナイフって何が違うの?」

という疑問に当たるかもしれません。

そこにはいくつかの違いがあるのです。

・構造による分類

ナイフの構造によって、ナイフを分類することがあります。
例えば折りたたみナイフ。

これは”フォールディングナイフ”とも言われ、ナイフの刃をハンドル部分に収納し、小型で持ち運びがしやすくなります。


ただし折りたたんでいる構造上、支店となる部分が一点しかないので無理に力をいれると刃と握り手の部分が分離してしまうこともあります。
破損する可能性もあるので注意が必要です。
他にも”ツールナイフ”など、構造上においての呼称が存在します。

・用途によっての分類

先程の疑問点を解決するとしたら、こちらになることでしょう。
わかりやすい例として


”キッチンナイフ”

があります。
キッチンナイフはその名の通り、包丁のことをさします。


他にも”テーブルナイフ”

テーブル用の食事に使うナイフになります。
シースナイフはどちらかというとキャンピングナイフにあたり、サバイバルナイフはコンバットナイフの一部とも言えます。

とは言え、サバイバルナイフはキャンピング用にも使用できるので、用途として分類していたとしても他の用途にも使用できることもあるので、一概に
「この用途でしか使用しないから〇〇だ!」
とは言い難いと思われます。

そのため最終的に私としては
”キャンプシーンのどんな用途においても、ナイフの形状や構造を見て、いろいろと使用できるナイフを一本ほしい!”
”特にブッシュクラフトで木材加工をするのに最適な物がほしい!”
ということになったわけです。


選ぶときの基準

上記に、
「こんなナイフがほしい」
という、だいたいの目標ができました。
しかしまだ十分ではありません。
もっと詳細な部分を考え、選ぶようにしなければなりません。
それらを一つ一つ考えていきましょう。

・使用用途
先程も言った通り、ブッシュクラフトで使用できるナイフがほしいと言いましたが、だからと言って何でもいいわけではありません。
特に「ブッシュクラフト ナイフ」でヒットしたナイフの中で、モーラナイフなども非常によく上がってきます。


もちろん、モーラナイフも非常に良いナイフです。
しかしながら自分の使用用途において、それが最適ではないのです。


どうしてか?

その理由として私は、斧とノコギリを使うからです。
斧は大きく加工、薪割りも可能なツールであり、ノコギリも硬い薪を切るのに最適なツールです。
「それだけあればいらないのでは?」
と思われるかもしれませんが、細かい作業、例えば細かく穴を空ける加工、フェザースティックを作る、トライスティックを作るなど、いろいろな加工をするのに細かい力の調整は、斧では大変むずかしいことです。

ですので、ナイフが必要というわけです。
もちろん、小さいナイフがあればいいというだけではありません。
キャンプをする場所によっては、重たい斧を持ち運ぶのは非常に困難な場合もあります。
なので、ある程度多岐に渡って使用できるナイフを探すこととなるのです。

・材質

今までのナイフも、実は安価の割に非常に優れているナイフでした。
刃渡りは14.5cmでステンレス製。
そのため錆に強く、フルタングのため大きな力でバトニングしても耐えることのできる構造でした。

しかしながら、この
”ステンレス製”
というのがネックだったのです。


錆には強い性能ではあるのですが鋼材としては柔らかく、特に木材の節の部分は密度が高く、力を入れすぎると刃の部分が変形してしまうことがあります。
もちろん、
ステンレス=柔らかい
というわけではありません。

含まれているクロムの量などによって、硬度が高い物もできており、昨今では強い硬度を持つものも少なくありません。
私が購入したナイフは残念ながら大量生産する柔らかく、含まれている金属量も密度が低い物だったのです。

主に材質の種類としては4つあり、
炭素鋼
ステンレス鋼
粉末治金鋼
複合鋼

があります。

炭素鋼
鉄の中に炭素を少量含んでおり、その炭素量によって硬度も変化します。
硬度はステンレス鋼より全体的に硬く、鋭い刃によって切れ味は抜群。
しかしながら錆に弱いため、しっかりメンテナンスをしていかなければなりません。

ステンレス鋼
鉄の中に炭素を少量含む他、クロムやバナジウムモリブデンなどを入れて錆に強くしていきます。
炭素量を多くすると当然硬度も増して強いエッジ維持ができるのですが、他の材質を入れている量が多いために炭素鋼より柔らかくなることが特徴です。

粉末治金鋼

粉末状の金属を整形する型に入れ、圧縮プレスで固めた物。
硬度が非常に高いようですが、成形後の加工が難しいことが特徴です。

複合鋼
複数の材量を圧接や鍛接によって一つにした物。
代表的な例としては日本刀も上げられ、現在ダマスカス鋼もこれに含ませます。
特徴的な波紋模様があり、刃の鋭さとしなやかな材質が特徴です。

それぞれに特徴があり、色々なタイプのナイフがあるので、選ぶ際には非常に悩ましいところです。
キャンプではどれが最適かということや、ブッシュクラフトではどれが最適かなど、それぞれいい部分や悪い部分もあるので一概には言えませんが、

 

個人的には
炭素鋼
が比較的手に入りやすくブッシュクラフト向けの物が多いように思われます。

・ナイフの形
さて、今までは使用用途や材質で散々悩んでいるのですが、使用用途はある程度絞っています。
材質もコスト面を考えて、または自分の教訓からもある程度絞っております。

しかし、もう一つなくてはならない要素があります。
それがナイフの形そのもの。

「形って何がそんなに重要?」
と思う方ももしかしたらいるかもしれません。
実は非常に大事な要素なのです。

例えば先端部分。
上に反り返った物もあれば、真っ直ぐな物、滑らかに下降した物もあります。

また、持ち手の部分も刃からの鋼材がどの部分まで入っているかによっても違ってきます。
そういったナイフの形そのものにも色々な特徴があり、その形によっても用途が変わったりもするのです。

まず形の面で私が選んだのは


フルタング

 

であること
フルタングとは、ブレードからの鋼材が握りの部分全体に伸びていることで、バトニングなどをしても衝撃がハンドルに吸収して壊れるようなことはなく、安定して力が入る特徴があります。
そのため、フルタングであることも選考しました。

そしてもう一つの要素としては
刃の形です。
刃の形は色々な種類があり、3種類の刃の形状、先端部分も3種類の主な形状があります。

・刃の形状


フラットグラインド
刃の断面がVの字になっており、研ぎやすい形状をしています。五角形のように先端が二重のVの字になっていることもある。

ホローグラインド
刃の断面が内側に抉れており、切れ味が良い反面強度が下がります。

コンベックスグラインド
はまぐり刃とも言われ、刃の断面が膨らんだ形状をしており、強度が高いのが特徴です。

その他にも
スカンジグラインドという物があり、フラットグラインドのように刃が完全にVの字になっているものもある。

・刃の先端の形状


クリップポイント
刃の背中の部分が途中から反り上がった形。刺すことや先端の部分が細く鋭いため、素早く心臓に刃を突き刺して血抜きしたり、先端部分を利用して魚を捌くのに使用できます。主にハンティングナイフで多くみられる形状です。

ドロップポイント
刃の背中の部分が緩やかに下がっている形状をしており、動物の皮を剥ぐ際にも最適な形をしております。
また、クリップポイントよりも強度がある形状をしているため、木材に穴を開ける加工などでも使用できます。

ユーティリティポイント
刃の背中の部分のカーブがドロップポイントよりも直進になっており、さまざまな用途に使用できます。
しかしドロップポイントより刃の強度が下がるため、強い衝撃には注意が必要です。

このようにさまざまな種類や形状があるので、自分に合ったナイフを探すのに、非常に神経を使います。
刃の形状、先端部分の形状はどうか?


そして最後には
コスト
がどれくらい必要かも考えなければなりません。


最終的に選んだナイフ
私が最終的に選んだ判断としては


ブッシュクラフト用途
炭素鋼
フルタング
フラットグラインドかスカンジグラインド
ドロップポイントかユーティリティポイント
コストは¥20,000以下


という条件で検索

その結果…
見つかりました!

それがこちら

TBSナイブスのボア
鋼材は炭素鋼(カーボンスティール)硬度はK720
重さは191g
刃の長さは11.5cm
全体の長さは23.4cm
フルタング
スカンジグラインド
ドロップポイント
値段は¥15,260
自分の条件にぴったりの物が見つかりました!!!

実際にこのナイフの詳細はこちら!


この性能に非常に満足しております。


まずここまでしっかりフィットしたナイフは今までありません。
そして、ハンドル部分も私の手の大きさでもしっかりと握れます。
また、重心もちょうど人差し指にかかる部分になっており、力を入れて切る際にも安定性があり、手全体でナイフを握っているため疲れづらい。


刃の鋭さも申し分ないので、あとはメンテナンスをしっかり行うことになります。
鋼材としては炭素鋼なので、しっかりメンテナンスをしないとすぐに赤錆が発生し、刃そのものが脆くなってしまい、破損の原因になります。
定期的にメンテナンスをしていく必要があるでしょう。

まとめ
こうして散々悩んだ末のナイフ
今後もキャンプシーンで登場する機会があるでしょう。
私も今後のキャンプでどんどん使っていこうと思います♪
それでは今回はこの辺で!
また読んでくださると嬉しいです♪
それでは!!

 

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