キャンプに適したシーズンとは?それぞれの季節を考察!!〈第二回、夏編〉
どうも、『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです!
皆さんはキャンプをするのに最適な季節って、
春
夏
秋
冬
いずれの季節がよろしいでしょうか?
私はオールシーズン全てやったのですが、季節ごとにそれぞれの魅力があり、注意点もそれぞれたくさんありました。
今回から4回に分けてそれぞれの季節でのキャンプを考察し、最適な季節はいつか導きだそうと思います。
第二回目の今回は
”夏編”
です!
夏はいつからいつまでか
夏はその暑さがイメージとしてありますがその暑さだけで期間を決めるとしたら、北海道辺りになると期間も短く、また沖縄となると期間がとても長いということになってしまいます。
日本の四半期で区切った場合は
7月・8月・9月
気象学としては
6月・7月・8月
とされています。
今回も春編同様、気象学を基準として考察していきます。
気候・気温
南からの暖かい風や太陽が大地を照らす時間が長いことから、やはりその暑さと湿度の高さがあげられます。
また雨が多い梅雨の時期とも言えますので、河川の氾濫にも注意が必要です。
更に太平洋側の海水温上昇により大きな雨雲が形成されて、台風として日本に来る可能性がある時期でもあります。
昨今では猛暑の日が多く、昼間は38.6度以上を観測する地域も珍しくありません。夜間も熱帯夜になる地域もあり、非常に寝苦しい時期でもあります。
強い日差しが続くときがあり、紫外線にも注意が必要です。
景色の変化
花々は散り、緑が多く茂るようになります。
初夏に草を刈り上げた地域も夏の終わりには初夏以上に草が生い茂るところもあります。
全体的に強い日差しによって、湖畔に太陽の光が反射する。
雪山はすっかりなくなり、岩肌が見える地域もあるでしょう。
動物や昆虫
動物たちも活発に動き回りますが、動物たちよりも活発になるのが虫です。
特にこの時期となると
アブ・マダニ・ムカデ・スズメバチ・蚊…
非常に多くの虫が活発に動き回ります。
スズメバチやムカデ、マダニは刺された場合、最悪死に至ることもあるので注意が必要です。
食べ物
スイカやピーマン、ナスにトマトと種類が豊富です。
その他アユやアオカマス、桃などもあげられます。
キャンプの装備
基本的には雨対策、虫対策、暑さ対策の3つを中心に装備を整えます。
・雨対策
グランドシートやタープを用意し、仮に撤収時に雨が降ってもタープの下で作業ができるようにしたいところです。また、雨具なども準備しておくとよいでしょう。
地面に水がたまってテント内に…その場合を考えて濡れてはいけない物はトランクの上に置いたりするなど、直接地面に触れないようにするのも手です。
・虫対策
主に虫除けスプレーや蚊取り線香を使います。虫よけスプレーはマダニにも効くタイプの物や、蚊取り線香も赤く煙の多いタイプの物を用意します。
また、蚊帳の中であらかじめ虫が入らないような工夫をするのもいいです。
万が一噛まれてしまった場合を考えて、毒吸い出し器というものがあるため、毒を吸い出し、すぐ水で流し、冷やす、そして薬(抗ヒスタミン薬)を塗って応急処置をしましょう。
それでも熱が出る場合などはすぐに病院に行くようにしてください。
・暑さ対策
日中の暑さが強いため、熱中症、脱水状態になる可能性があります。
キャンプ中は日差しが強いところを避け、日陰でのテント設営を基本とし、風の通りがいい場所でキャンプを楽しみましょう。
水場で泳ぐことができる場合は、泳ぐ方がより涼めるためおすすめです。
また、冷感スプレーやシート、携帯扇風機なども使い、こまめな水分摂取もしていくことが大事です。
もしも熱中症になった場合は両脇や首まわり、額や股関節にそっての部分に氷や濡れたタオルで冷やし、木陰で横になってもらって救急車を呼ぶようにしてください。
近くに車がある場合は冷房をつけて横になって、上記同様の部分を冷やして救急車を呼びましょう。脱水状態になった場合もこまめに水分と塩分をとるようにし、救急車を呼ぶようにしてください。
・その他用意しておいた方がいいもの
川辺や海でのキャンプをする際に用意できるのであれば、浮き輪なども用意しておきましょう。
この時期の水難事故が非常に多いため、溺れる人がいた場合には無理に救助しようと水に入らず、浮き輪を投げるだけで生存確率がグッと上がります。空いたペットボトルでも十分浮力が働くため、浮き輪がない場合はそれらを投げるのも手です。
キャンプ場の選択
なによりも暑さにより熱中症や脱水状態になるだけでなく、ただテントを設営するだけで滝のような汗が流れるため、非常に疲れてしまいます。
なのでこの際気温が比較的低い標高の高いキャンプ場や、川辺のキャンプ場をおすすめします。
この時期になるとカエルが田んぼ近くにはいるため、その近くのキャンプ場となると蛇まで出没する可能性が出てしまいます。また水たまりができる、あるいは流れが極端に緩い川などは蚊が卵を生んでボウフラがいる場合があります。もちろんそこには蚊が大量にいるのでさけるようにしましょう。
管理人が管理をしているキャンプ場であれば問題ないのですが、もしこの時期にキャンプをするとしたら
標高が高い林間キャンプ場
標高が高い川辺のキャンプ場
などがオススメです。
その他
昼夜問わず気温が高いので、クーラーボックス内に氷をいれることでしょう。
しかしながら、食材を外に短時間でも放置するとすぐに傷んでしまうのもこの季節です。
ですのでこの時期の食事は出来た分は全て食べきるか、余っても放置せずクーラーボックスに入れて保冷しましょう。
また、食材をそのまま放置すれば虫たちが来るだけでなく、サルやクマたちが餌を求めてやってくるため、非常に危険です。
クマがいる地域ではクーラーボックスや食材を別のテントにて保管するというやり方もあるため、何らかの対処方法は行うようにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
夏場のキャンプは全体的に非常に場所選びに困ることが多いです。
また、蚊の対策や熱中症への配慮など、以外に気をつけることが多いのが特徴です。
ですので筆者としては
あまり夏のキャンプはオススメしません。
しかしながら、友人たちとのバーベキューなどで一緒に楽しむ!海や川で思い切り泳ぐ!ひと夏の思い出を作るなど、思い出づくりをする上では最高の季節と言えます!
動画内でも楽しく夏キャンプをしている我々がいるので、もしよかったらプロフィール内にてYoutubeリンクから動画を覗いて見てください♫