『はた☆キャンプ』ヲタソロキャンプブログ~オタクでもインドアでもキャンプができるんです!~

オタクでインドア、アウトドアに全く見向きもしなかった2人の男がキャンパーとして目覚め、その知識や技術、料理レシピなどを公開して、その楽しさや知識や大切な心の持ち方などを伝えるブログです。

焚き火をするならちょっと待って!知っておきたい用意する物や片付け方法!!

どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。

秋や冬の季節になりますと焚き火が恋しくなり、ついつい夢中で楽しんでしまいませんか?

ソロキャンプだと焚き火も一つの楽しみであり癒やしですので、私も毎回楽しみで仕方ありません。

しかしながら昨今のキャンプブームにより、キャンプ場で焚き火のマナーの悪さが目立つようになってきました。高ぶる高揚感はわかりますが、あまり羽目を外してこのままマナーが悪い状態が続くと、焚き火そのものができなるキャンプ場が増えてくるでしょう。

一人でも多くのキャンパーさん、特に初心者の方にはそのマナーを守って正しくキャンプをしていきたいので、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

 

焚き火をする前の準備として

焚き火の準備段階として、まずは道具云々よりも利用するキャンプ場の焚き火についてのルールを確認しておきましょう。直火がOKな寛容なキャンプ場もありますが、直火禁止、焚き火禁止などの情報を事前に知っておくべきです。

また、同時にキャンプ場に灰置き場もあるかチェックしておきましょう。

灰置き場がある場合、当然そこに焚き火でできた灰を捨てることを想定して作られているため、そのルールに従いましょう。

 

灰置き場のがないキャンプ場

捨てる場所を作っていないキャンプ場も当然あります。

無人のキャンプ場、つまり市などが運営して管理者が常に常駐していない場所もあります。そんなキャンプ場であるなら、あなた自身のモラルが非常に重用となってきます。

基本的にキャンプ場でできた炭や灰は

”自分で持って帰る”

が基本です。

出たゴミは可燃ごみとして処分するようにすればいいですし、その方がキャンプ場の景観を汚さずにすみます。

直火がOKのキャンプ場でも基本的にこれを守るようにしましょう。

「え?土に戻せばいいんじゃないの?」

そう思われる方もおられるでしょう。

それについても述べておきますね。

 

なぜ灰や炭を地面に埋めるべきではないのか

灰や炭は自然に還らないのか?

実は土に戻せばいいと言う方の意見の中には、

「灰や炭は土にとって養分となる。」

と述べる方がおられます。

しかし、必ずしもそうとは限らないようです。

私は専門家ではないので詳しくはわからない部分もあるのですが、どうやら灰や炭は自然に分解はできないという学説があるようです。

特に炭は構成する元素に炭素があり、炭素はそれ以上分解されないから…とのことです。

しかしながらこれについては懐疑的な意見も多いのも事実で、私自身もその一人です。

なぜなら分解といってもバクテリアや昆虫たちによる分解、肥料としても使われていることもあるので、それらを考えたら

”灰や炭は分解されない”

これは極論すぎると考えます。古代から人間は火を使い、当然灰も炭も排出してきた訳ですから、農業に使ったとしてもそれ以上に排出されて来たでしょうし、それらが今現在問題になっていないとなると、辻褄が合わないと思うからです。

ただ、3年以上前に放置されている炭が原型のままの状態で見つかったという証言もあるため、私はあくまで

”分解するスピードが比較的ゆるやかなのではないか”

と思われます。

それを前提で考えますと、沢山の人がキャンプ場内で土の中に灰や炭を入れてしまうとどうなるか…分解スピードが非常に遅いことにより、土壌内の栄養バランスが崩れることに繋がりかねません。人間も同じですが、栄養が多くなると肥満になり、糖尿病などを患うこともあります。

栄養のとりすぎはよくない…なので、極力もって帰ることをオススメするのです。

 

道具も正しく使うこと

直火をする上でも灰や炭は必ず処理する。

それは理解できたと思われます。

では直火禁止のキャンプ場ではどうか?

その場合は焚き火台を使用しましょう。

直火禁止のキャンプ場、中でも芝生のキャンプ場の場合、そのまま焚き火をすると芝生を痛めることに繋がります。秋や冬などの乾燥している季節だと、一気に燃え広がり自身のテントに燃え移る、最悪火事になる可能性だってあります。

そんな最悪な事態にならないために、焚き火シートやステンレスの受け皿などで地面に燃え広がらないようにする対策が必要です。

これらの道具を使うことにもうひとつの利点があります。

それは、

”灰の処理が楽になるということです。”

直火の場合、一度しっかり消火したあとにある程度土ごと灰をすくい上げる処理が必要になります。

しかし焚き火シートを下にしいている焚き火台であれば、灰をそのまま持って処理することが可能です。

実際私も利用しておりますが、非常に便利です。

ぜひキャンプに行くときは常備しておきましょう。

 

まとめ

今回は焚き火の後始末について焦点をあてての記事となりました。

土に埋めることに対しての見解に意見があるかもしれないのは承知の上ではありますが、一番の問題は

”焚き火後の灰や炭を放置する”

という行為そのものです!

解釈はどうあれ、そのままの放置が景観を崩す意味でも次にキャンプを楽しみたい方にとっても非常に迷惑になります!

次にキャンプをするときも気持ちよくキャンプがしたい…自分が気持ちよくキャンプするためにも最低限のルールを守るようにすれば、きっと他のキャンパーさんのためになるのでぜひルールは守りましょう!!

それでは!!!